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2020/09/12 20:16





写真は5種類の味噌汁(お椀)セットの調理例です。

ワタリガニの味噌汁・ハマグリの吸い物・かつおのアラ汁・しじみの味噌汁・あさりの味噌汁の簡単なコツを!

  ワタリガニ

ワタリガニを二つに割りを水から弱火にかけます。

ワタリガニの味噌汁に限らず食材からダシを出すには弱火でコトコトが鉄則。

高温にかけるとタンパク質が固まり中から旨みが出ません。

ただし、身を味わいたい時は弱火でコトコトは身がパサパサして美味さが落ちます。

程々に弱火でコトコトの手前で味噌で味付けして本だしをちょっと加える程度が良いかもしれません。

余計な材料は加えずネギ程度が良いかと思います。

  あさり・しじみ・はまぐり

殻に付いてるゴミを貝を擦り合わせる様にして水で洗い落とします。

しじみは身をあまり食べず出汁の旨味を楽しむ食材ですので弱火でコトコトでも構わないかと思います(私は身も食べますが!)

あさりは味噌汁より吸い物の方が定番かもしれませんね!

もちろん味噌汁でも全然OK

あさりはアクが結構出ますのでよく取り除きます。

吸い物にする場合は塩で味をとります。

上がり際に醤油を一滴たらすだけです。

具は豆腐・長ネギ程度でごちゃごちゃさせない事をお薦めします。

アサリの酒蒸しは少量の水と酒にアサリを入れて火に掛けます。

水・酒はヒタヒタにもならない程度です。

そこに極少量の塩と上がり際に醤油を極少量。

気をつけて頂きたいのは冷凍なので生のあさりみたいに元気よくパカッと口は開きません!火の通しすぎに気をつけてください。

はまぐりは味噌汁というよりハマ吸いですね!

作り方はあさりと同じで良いと思います。

吸い物ではなく焼きハマでも良いかと思います。

オーブンレンジで焼いてください。

こちらもパカッと口が開かないので気をつけてください。

  かつおのアラ汁

こちらは味噌汁限定です!

濃いです。

アラを熱湯にくぐらせた後ゴミを取ります。

ただし、血合いは取らない様に!

血合いがカツオのアラ汁の醍醐味です。

中骨に入ってる血合いを箸でほじくり出して食べるのこれまた珍味。

弱火でコトコト、強火でパッと等関係ありません。

旨みが強いので気にせずワイルドに作ってください。

気仙沼では大根・人参・じゃがいも・長ネギなど野菜を色々入れて作ったりしますが私は大根・長ネギ程度しか入れません。

野菜よりアラをいっぱい食べたいからです。

お好みで作ってみてください。